アンチラベからムルンダヴァへ〜一期一会。幸福な出会い〜

ムルンダヴァへの道中は良く牛に会いました。
ムルンダヴァへの道中は良く牛に会いました。

車の上に乗客の荷物を乗せて走るのだが、私から見ると何時落ちてもおかしくないし、なによりこれで崖を走るのは危険じゃないのか?

マダガスカルには多分道交法がないんだと思う。この車の荷台は一対何人の人が乗っているのか、奥まで人がぎっしりです。
マダガスカルには多分道交法がないんだと思う。この車の荷台は一対何人の人が乗っているのか、奥まで人がぎっしりです。

 

途中の町(村?)でお昼休憩、長旅でも食事時しか休憩がないのでこの時間に疲れを癒さなければいけない。ヨーレスがフランス語で地元の料理を注文したのですかさず同じものを頼んで一緒に食べた。チキンのスープごはんでこれはポピュラーなマダガスカル料理、慣れたら美味しいと感じるかも。何とここはヨーレスが奢ってくれた。38歳独身の彼は当然私より羽振りが良く、自分のことをピーターパン症候群だと言った。

 

その後数軒の家しかない場所で再び停車。基本的に食事以外の停車は全てトイレ休憩なので今回もそう思っていたら、私が乗っていないのに車が何故か出発。もし自分だけ取り残されてたら泣いてしまう所だが、半分くらいの乗客が残っていたのできっと何か事情があるのだろう。そのうち戻ってくるのだろうと思いそれまで辺りを探検した。この間に素敵な一家と出会うことが出来た。

 

可愛い子供がいたので写真を撮らせてもらってるうちに仲良くなって、家に入れてもらえたのです! 

全員血が繋がっているかは分からないが、温かい家族だった。撮った写真を見せるととても喜んでくれ、写真をくれと言うのでメールアドレスを聞いて日本に帰ってから送りました(ちなみに言葉は通じないので全部ジェスチャーでのやりとりしてます)。返信がないので受け取ってもらえたかは分からないが、私の方は一生忘れることのない時間。それにしてもマダガスカルの子供は皆本当に可愛いです。

長女は顔に塗っているのは木の樹液から作った汁で、マダガスカル人女性独自の日焼け止めです。彼女多分中々の美人さんです。髪型はサザエさん風。

 

 

30分後車は何処かから帰ってきて、無事に再出発。この場所で降りれた偶然に感謝。旅は一期一会の繰り返し。

 

 

陽が沈む頃になると、車外には美しい空が広がった。車内から撮った写真を2枚載せます。ちょっと色を変えて遊んでみました。

 

 

 

ムルンダヴァに着いたのは日付けが変わる少し前。予めガイドブックで安宿を決めて伝えていたのでその前で降ろしてくれた。ヨーレスは宿を決めていなかったらしく、私と同じ宿に泊まるという。ここで痛恨のミス、着ていた上着を車内に置き忘れてしまった。しかも持っていた中で一番高額の服(泣)きっとドライバーが持って帰って今頃マダガスカルの古着屋に並んでいることでしょう。

 

宿泊:メナベホテル

※ホームページ内の写真は貸し出しを行っております。ご希望の方はメニューのCONTACT/お問合わせ/撮影・カメラレッスン依頼からお問い合わせください。

 

 

 

 

background picture : Madagascar nosy iranjaマダガスカル ノシ イランジャ

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